立川アジール法律事務所の中田弁護士も執筆に加わった「ガイドライン 多様な生活環境にある子どもへの対応－障害・不登校・生活困窮・児童虐待・外国人など－」が、新日本法規出版から出版されました。
https://www.sn-hoki.co.jp/shop/item/5100208
同書は、東京三弁護士会多摩支部子どもの権利委員会所属の弁護士が、主に教育、保育の関係者が押さえておくべき子どもに関する国の通知やガイドラインを整理し、解説を加えたものです。
立川アジール法律事務所でも、子どもに関するご相談やご依頼、子どもを巡るトラブルや心配事に関するご相談やご依頼をお受けしています。お話しをうかがう中で、子どもたちや、ご家庭が本当に多様なニーズを抱えておられることに気付かされます。よい解決のためには、目の前の課題のみにとらわれず、子ども本人やご家庭が抱える背景事情にも配慮したり、調整していく、ソーシャルワーク的な関わりが必要になることもあります。学校や保育の現場においても、同じように、ソーシャルワーク的な関わりが求められることもあると思います。本書は、分野ごとに子どもが直面しがちな課題の情報を整理したうえで、各分野について専門性を有する弁護士が解説を書き加えました。中田弁護士は、障害総論、発達障害、性的マイノリティの部分を主に担当しています。
本書が、子どもの教育や保育を担当される方をはじめとして、子どもに関わる人に活用され、子どもの権利擁護、福祉の向上に役立てていただければ幸いです。